せぞんの知恵袋〜今日からなろう!! 4つのジャンルで情報通〜
マネーの記事詳細
2013年04月18日

消えた給料の行方・・・ 「新社会人になって考えるお金のこと」

 

なんだ!この給与明細は!!オレの稼ぎはどこへ消えた!?

 ◆◇◆◇新社会人になって考えるお金のこと◇◆◇◆
-判明!?消えた給料の行方・・・-

201304-01.png

 

GW直前の4月、すっかり春です。初夏の雰囲気さえ漂うすがすがしい空気に包まれる日も多くなりました。
この春、社会人デビューを迎えられた方もたくさんいらっしゃいますね。新社会人ではない方も、4月は環境の変化が起こったりと、少しでも気持ちがふわふわしたりしませんか?

新社会人の方が、この時期にドキドキ、ワクワクするのが、そう『初任給』

私も、大学を卒業して初めていただく初任給は、アルバイトでいただくお給料とは異なる印象や雰囲気があったことを今でも覚えています。

201304-02_where.pngそんな『初任給』、最近は殆どが銀行振込のため、手元には“給与明細”をいただきます。ドキドキ、ワクワクして給与明細を開封してみると・・・
「ん??給料21万円と聞いていたけど、振込金額少ないぞ!なぜ!?」とびっくりしました。

まだ税金のことも知らず、たくさんの『義務』が発生することも認識がありませんでした。

そう、社会人としてのその『義務』は、給与明細を通して初めて白日にさらされます・・・!初めて現実を目の当たりにする瞬間です。

今回は、給与明細から天引きとして引かれてしまう『義務』のお金について一緒に考えてみたいと思います。

社会人の『義務』?いえ、国民の義務なんです・・・

会社員の給与から強制的に天引きされてしまうお金は、5つ!

 ○所得税
 ○健康保険料
 ○厚生年金保険料
 ○雇用保険料
 ○住民税

どれも、納付が義務となっているもので、会社が給与から徴収して(天引きして)、社員に代わって納税するものです。

所得税

201304-03_ money.png所得税、正式には「源泉所得税」といいます。収入(所得)という源泉から生み出されるお金に関して課税されるものです。
毎年1~12月の給与収入に対して発生します。本来は、翌年の3月15日に申告し納税(確定申告)するものですが、サラリーマンの場合、毎月の給与からあらかじめ一定の割合で、前もって税金を差し引くことになっています。これを会社が預かって代わりに納税してくれます。これを「源泉徴収」といいます。一定の割合で暫定的に金額を計算しているので、正しい金額への修正が必要になるのが、そう『年末調整』です。12月に行われる年末調整では、この所得税をきちんと計算しなおして正しい額に修正する手続きが行われます。多くの方が年末調整では、払いすぎた所得税が返ってくるケース、これは毎月の納税額がちょっとだけ大目に計算されてしまうことがあるということですね。
※年末調整については、「せぞんの知恵袋」バックナンバー 意外と侮れない!?年末調整で手取りアップ をご覧ください。
支給される月給が20万円ですと、独身の方で月約4,700円の源泉徴収が行われます。

健康保険料

いわゆる、公的医療保険料。
“協会けんぽ“や”組合健保“など、会社によっては加入先が異なります。少人数の会社では”国保“の場合も。

201304-04_med.png社会人になると、病気になった時に診療を受けるための「健康保険証」をもらいます。被保険者名に自分の名前の入ったものですね。学生までは、親の名前の入った保険証です。保険料を納付していたのが親だったからです。自分の名前の入った保険証を受け取った時、社会人として社会に迎えられた、そんな気がしたものです。
その「健康保険証」をもらうために納付するのが保険料が、健康保険料です。
この「健康保険証」で、病院の窓口での自己負担額が3割になるほか、病気やケガ等で休業した場合に、賃金日額の3分の2の給与を補償してくれる「傷病手当金」、高額な医療費を支払った場合、1ヶ月の負担限度額が8~12万円程度でおさまる「高額療養費制度」、病気で入院したときの場合など、大きな保障を得られる保険です。
日本では「国民皆保険」といって国民全員が健康保険に加入しなければなりません、義務です。個人で重複して加入できる一般の保険(弊社が扱っている生命保険や損害保険)とは異なり、この全員が義務の公的保険は重複して加入する必要はありません。但し、受けられる保障については加入する組合ごとに少しずつことなりますので、一度、人事の方に聞いてみましょう。
月給20万円ですと、毎月約10,000円の保険料が天引きされます。
残念なのは、ボーナス(賞与)が出た場合も、ボーナス(賞与)から健康保険料が天引きされます。

厚生年金保険料

学生のときに「国民年金」を支払っていた方はご存知だと思いますが、国民年金と併せ、厚生年金として、65歳から受け取る「公的年金」の保険料を支払う民間の企業に勤める方が加入する公的年金制度です。実際は、65歳(2013年4月現在の制度)から年金を受け取るだけではなく、障害者になった場合や死亡した場合などでも、障害年金や遺族年金を受け取ることができる仕組みです。(もちろん、障害や遺族年金の場合は支給に要件がありますので、有事の際には年金機構へお問い合わせください。)
月給20万円ですと、毎月約16,000円の保険料が天引きされます。
※ご存知の方も多いかと思いますが、「学生納付特例制度」、学生の間の国民年金保険料の納付に猶予を設けて、就職してから納付(追納)することができる制度。国民年金保険料は全額所得控除されるので、追納した分は年末調整で申告すれば、還付が少し増える可能性があります。
もし、ご家族に学生の方がいらっしゃる方は、この「学生納付特例制度」の利用を活用することもやりくりの手段となります。
(詳しくは 日本年金機構のホームページ をご覧ください。)

将来、公的年金が受給できるかわからないから厚生年金保険料を納付したくない、という方が中にはいらっしゃいますが、あくまで加入は『義務』ですし、将来どうなるかは今わかりませんので、納付しましょう。

雇用保険料

201304-05_book.png最後に、雇用保険料。
これは、失業した場合などに給付を受ける「失業保険」の保険料です。
万が一、失業した場合などには、ハローワークに申請することで、一定期間お給料の一部の給付が受けられる仕組みです。他にも雇用保険に加入していると、「職業訓練給付制度」や「高年齢雇用継続給付」、「再就職支援金制度」、「パパ・ママプラス制度」など、多くの制度が利用できます。若い方に関係あるのは、自己啓発で学校に通ったり、通信教育を受けた際に利用できる「教育訓練給付金制度」など、低めの保険料で様々な恩恵にあやかる機会がある保険料でもあります。
月給20万円ですと、毎月約1,000円の保険料が天引きされます。

これだけ見てくると、月給20万円の方が、
月に31,700円の天引きが行われることとなり、実際の手取り金額は、17万円弱という形になります。

住民税

201304-nip.pngさらに、翌年度からは「住民税」の天引きが始ります。お住まいの地域によっては、県民税や都民税などと表現したりします。
この住民税は、他の所得税や保険料と異なり、年度毎の後払いの仕組みになっています。

1~12月までの給与収入に対して、翌年の給与から天引きする仕組みです。毎年1月1日時点の住所地で課税されます。新入社員の方で学生時代の収入(アルバイト代など)が一定の金額以下であれば、入社した4月~12月末までに支払われた給与の額を対象に1/1時点に住んでいた住所地で計算され、2年目を迎えた6月から住民税の納付が開始になります。これを「特別徴収」といい、毎年6月~翌年5月までの12回で納税します。ただし、派遣社員等の方で会社で住民税の給与天引きが行われない方は、6月から4回で1年分の住民税を納税することになります。

月給20万円ですと、毎月13,000円の天引きになります。新入社員時には、納税が発生しない税金の為、2年目になってちょっとだけお給料があがって気持ちが大きくなる2年目の社員の落とし穴になります。つまり、住民税は社会人2年目の6月から開始ということは頭の片隅に置いておきましょう、ということです。

その他

その他にも、会社ごとに独自に加入の共済会制度、福利厚生制度の自己負担分などもあります。
毎月1,000円~2,000円などの金額が天引きされることが多いですね。会社によってことなりますので、入社時に人事総務担当の方から説明がなかった方は、一度じっくり給与明細を見て、「これはなんの金額ですか?」と問い合わせてみるのも良いです。きっと担当者の方も新入社員の方には親切に教えてくれるでしょう。社会人になって何年もたっている方が質問すると「ぎょっ」として、親切にしてもらえないかもしれませんので、恥はかき捨て、若い内にきちんと自分にもらえるお金のこと、自分の義務のこと、理解しておきましょう!

今だからこそ考える、自分のお金のこと、これからのこと

住民税や福利厚生制度などをあわせると、天引きの金額は、なんと、毎月約45,000円!? になります。

実際の手取り金額、自由に使える金額は、月給20万円の方の場合、15.5万円となります。この15.5万円を「可処分所得」といいます。
要するに、お給料の額面が仮に20万円でも、実際にはこの金額の範囲内で日常生活を営まなければなりません。その上、日常生活を営めばよいだけではありません。さらには 『将来必要な資金への備え』、『身近なリスクへの備え』、『貯金』などを考える必要があります。資産をふやしたり、万が一にそなえたりする必要が出てきます。
これについては、すぐにではなくとも、「いずれ近いうちに」と念頭に置いておき、時期が来たら検討を始めるということでもよいと思います。

本格的に検討を始めたら、どんなものがあるでしょうか?

将来的には、「生活資金」「結婚資金」「育児教育資金」「住宅資金」「医療介護資金」「セカンドライフ資金」など、多くの資金が必要になってきます。その資金を短期、長期で準備していく必要があります。また、その方法もひとそれぞれ。201304-06_plan.png

 
・預貯金で積み立てていくのか?
・保険で積み立てていくのか?
・投資信託で積み立てていくのか
・株式や不動産で運用していくのか?
といった、資産を大きく育てる戦略が必要になります。
当然、それぞれ、リスクとリターンの違い、税金の違いなどがありますから、専門家によく相談しながら選択していく必要があります。特に最近は、アベノミクスで株式や不動産マーケットが活況ですから、ご資産の振り分け(ポートフォリオ)について、検討しがいがあります。

また、日々の生活、職場での生活のなかでは、予想しづらい突発の出来事もあります。
・交通事故
・火災事故、
・地震などの天災事故
・人にケガを負わせてしまう

などなど、ご自身の資産をマイナスにしてしまうリスクも存在します。そんなリスクでご資産を減らしてしまわないような事前の備えが必要になってきます。

これまで一緒にご覧いただいたように、社会人になったら「義務」が多く発生し、稼いだ金額全てを自由に使えるというわけではありませんし、身近な危険も多く、自己責任も増えます。

はじめの一歩、まずはどこから手をつけていこうか・・・、十人十色

・ケガや病気をしたときの公的な保障制度
・将来の年金生活での公的な受給制度
・会社独自の保障制度

上記をまずよく理解して、不足する部分をしっかりそなえたいものですね。
新入社員のときからしっかりプランニングできていれば、30歳、40歳になったときに、
100万円、200万円、300万円と貯蓄額にも大きな差が出てきます。

改めて芽生える両親や育ててくれた方への感謝の気持ち

201304-07_presentrank.pngぜひ、給与明細をみたら、まずは両親にプレゼント!して、今後のマネープランニングを行ってみましょう。
弊社では、新入社員に初任給の給与明細を初めて手渡す時には、「ご両親への感謝の気持ちを手紙にしたためましょう」とアドバイスしています。もちろん、プレゼントという「物」という形でも構いません。初任給の成り立ちを知り、自分の社会的義務を知り、そして初めて今まで育ててきてくれた、両親をはじめとした周りの人々に感謝の気持ちが芽生えます。

ちなみに、私は、初任給で、母にエルメスの財布をプレゼントしました。。。

なお、弊社セゾン保険サービスでは、ファイナンシャルプランナーの上級資格者が、皆様の貯蓄戦略、資産運用戦略、リスクマネジメント戦略のお手伝いをしております。

・月々、いくらくらいの保険料が適正なの?
・結婚資金はどれくらい準備しておけばいいの?
・教育資金はどれくらい準備しておけばいいの?
・住宅ローンってどれくらいの負担になるの?
・どの金融商品で積立を行えばいいの?
・病気やケガにそなえる保険はどういうのがいいの?
・わが社の従業員向け福利厚生制度はどのようにしたらいいのか?

等のご質問がある際は、ぜひ弊社へお声かけ下さい。
201304-06_imadeshopng.png現状の再確認と今後のより良い生活に向けた計画のお手伝いをさせてください。一緒に最適なプランニングを行いましょう。
些細なことでも、お気軽に、まずはお問い合わせから。思い立ったら、今、行動に移しましょう!
お問い合わせはこちらまたはページ下の「お問い合わせ・ご相談」から。<備考欄>に「メルマガ見ました!」と記載ください。
電話・メール・訪問や弊社での面談にてご相談を承っております。

皆様からのお問合わせ、皆様との新たな出会いを楽しみにしております。
よろしくお願い致します。

<オススメ・人気記事>
【マネー】ポイント利用の達人がオススメ-永久不滅.comの活用ワザ!
【マメ知識】今年の花粉は昨年の7倍!?2013年オススメ花粉症対策
【トピックス】急増する自転車事故!イエローカードにご用心
【マメ知識】バレンタインデー、今年は男性からプレゼントしてみませんか?

<関連記事>
【マネー】意外と侮れない!?年末調整で手取りアップ
個人向け保険商品一覧
個別相談のご案内

entry.png

ページの先頭へ戻る