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2013年02月19日

日本全国 相互乗り入れ祭り!便利さに隠れたマジック

201303_train_01.png2013年3月16日 関東では待ちに待った電車の相互乗り入れが実現します。今回の乗り入れ路線は東急東横線と東京メトロ副都心線。横浜高速みなとみらい線、東急東横線、西武有楽町線、東武東上線の4路線が繋がることになります。実に埼玉から横浜まで繋がってしまいます。
(この乗り入れにより、今まで相互乗り入れを実施していた東急東横線と日比谷線は乗り入れが中止となりますので、利用されている方はご注意ください!)

今回の乗り入れによるメリットとデメリット、今後の予定を調査してみました。

乗り入れは2種類

直通運転とは、異なる路線へ乗り換えなしで往来可能であり、都市圏の鉄道路線では乗換えによる駅ホームの混雑や停車時間増加に伴う列車遅延を防止するために設定されており、都心や副都心への足の確保、乗り換えの不便解消、ターミナル駅の混雑緩和効果も得ています。その一方で、ダイヤ乱れが生じると直通先の路線にも影響を及ぼしやすく、鉄道ダイヤの乱れや一時的な直通運転の中止も発生します。

ところで、乗り入れとはどんなことを言うのでしょうか。
201303_train_02.png鉄道事業者間での乗り入れには2種類あります。「相互直通運転(相互乗り入れ)」と「片方向直通運転(片乗り入れ)」です。
相互直通運転(相互乗り入れ)とは、複数の鉄道会社間で相互に相手の路線に電車を直通運転することをいいます。一方からのみの車両が乗り入れる場合を、片方向直通運転(片乗り入れ)と言います。

首都圏では昭和35年に、都営地下鉄1号線と京成電鉄が、同37年には営団地下鉄(現:東京メトロ)日比谷線と東武伊勢崎線が相互直通運転を行い、その後、各社にこの方式が拡大していきました。相互乗り入れの増加で、乗り縦ぎ運賃制度や共通運賃制度の導入など、ソフト面も改善され、今後も全国規模での拡大が計画されています。

直通運転(相互乗り入れ)のメリット、デメリット


先に述べたように、直通運転の最大のメリットは、都心や副都心への足の確保、乗り換えの不便解消、ターミナル駅の混雑緩和効果。特に関東近県で顕著なのは、都市開発による地代の高騰も頭打ちとなり、郊外への人口の広がり効果も得られます。都心直通の各プロジェクトの計画・実施により、最近では関東近県の比較的郊外エリアのニュータウン化が目立ちます。以前は勤務先を選ぶ際に、通勤時間の制約があり、勤務先を選んでしまう、かたや就職が困難、というようなことも聞かれましたが、現在では直通運転により、端は宇都宮から横浜まで、といった過去の概念では考えられなかった働き方・住環境が実現可能になります。わざわざ、温泉好きだから、週末用に郊外に別荘やウィークリーマンションを持って、平日は都心で暮らす、なんてスタイルも変更可能になります。働く側にとっては、住環境は自然環境の良いところという選択も可能になったというのが、直通運転の副産物でもあるのかもしれませんね。

201303_train_03.png便利にはなりましたが、反面、当然デメリットもあります。相互乗り入れが複雑になるにつれて、ある一路線でのダイヤの乱れや運転停止がまったくイメージしない路線でのダイヤの乱れを誘発したり、直通運転の突然の停止により、想定以上に通勤時間がかかってしまった!鉄道の混雑で朝からグッタリで、仕事もはかどらなくなった、などダメージが大きいことも事実です。
もうすぐ春になりますが、3月~4月は通勤状況の変化もつきものです。新社会人、学生の出現による混雑や部門の異動・配置転換による通勤経路の変更で、この時期は混雑、遅延がたくさん発生します。5月位からは疲れが出るのか、急病人発生や人身事故の発生も増えます。
特にこの4月は、新しい相互乗り入れ路線が増えることも鑑みて、早め・余裕を持った通勤・通学をお勧めします!

☆東急東横線&副都心線の乗り入れのポイント
・横浜から新宿・池袋方面へのアクセスが大幅に向上!埼玉からも横浜中華街はサクッと。
    最速では、元町・中華街~川越の所要時間 なんと約1時間!約20分の短縮
・終電が遅くなり、新宿界隈で遅くまで飲んでも帰宅はバッチリ!
今までは湘南新宿ラインの横浜方面への終電は池袋22:51、新宿22:58でしたが、副都心線→東横線の最終電車は和光市0:07、渋谷0:44の元住吉行きになる見込みです。
・女性専用車両と弱冷房車の運用が変更に。
号車が変更になりますので、男性や暑がりの方はご注意ください。
・朝ラッシュ時の所要時間短縮と通勤特急・急行の増発!


201303_train_04.png今後の予定

都心直通プロジェクト~相鉄線とJRと東急東横線~ 2015年実施予定
より便利に!より快適に!明日をつくるネットワーク
【完成後の効果】 所要時間短縮、乗り換え回数減少、新幹線アクセス向上、都心部へのアクセス改善
相鉄本線西谷駅~JR東海道貨物線横浜羽沢駅~東急東横線日吉駅 約13kmを結びます

東北縦貫線計画~宇都宮線/JR東日本の東北本線と東海道本線~ 2014年度完成予定
東北新幹線の建設に伴い分断された上野駅-東京駅間の線路を再敷設し、上野駅を起点とする東北本線(宇都宮線)・高崎線・常磐線を東京駅まで乗り入れさせ、さらに東海道本線への直通運転を行います。東海道線東京・新橋・品川・川崎・横浜方面への直通が可能になります。最大の効果としては、山手線・京浜東北線の大幅な混雑緩和!あわせて、湘南新宿ラインの東京経由の開通で利便性が大きく向上する見込みです。

201303_train_05.pngその他、まだまだ計画はされていますが、実現が発表されていないものは全国的に多数あります。将来的な住環境や生活設計の変更に役だつこともあるかと思います。今後の動向を注視していきましょう。

 

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